訪問、日本人!

2019.3/25 ケニア1日目🇰🇪

 

ウガンダの首都カンパラからケニアの首都ナイロビまで夜行バスで来ました。出発が1時間遅れたのと渋滞で、結局2時間遅れてナイロビ着。計14時間、でもこれで2,000円だから助かる。

 

ナイロビは治安悪いし人怖いので、基本「チャイニーズ!」って話しかけられても無視。アイムジャパニーズ!って言い返したいけど、、。

 

今日もナイロビで「ヘイ!チャイニーズガール!!」って言われて、無視してたら「ヘイヘイ!チャイニーズボーイ!!」って言われた。そんなんで振り返ると思うなよ!

エジプト出てからしょっちゅうボーイと間違えられる。

 

よし、今日は青年海外協力隊の石黒さんに会うべくThika(ティカ)という町に行きます。

 

タツ(乗合バス)の乗り方ももう慣れた!

バス乗り場に着いた瞬間、勧誘がすごいので行き先を連呼してたら自動的に目的地に行くバスまで連れて行ってくれる。

すぐティカ行きのバスは満員になって出発!

2時間もかからなかったかな、到着。

 

昼過ぎに石黒さんと合流。石黒さんはウガンダでお邪魔させていただいた川島さんのご紹介です!

石黒さんは、廃棄物処理の環境教育をされています。

まずは、ゴミ処理場へ。

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ゴミゴミゴミ。

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牛がゴミを食べてる。
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煙りはゴミからでるメタンガスから自然発火したのか、金属を取り出すために火をつけてそのまま燃え続けているのか。

 

本当にびっくりした。てっきりゴミを分別したり燃やしたりする施設に行くのかと思ってたら、どんなゴミもごちゃ混ぜで、ただトラックから大量に運ばれて捨てられる場所だった。

 

見渡す限りのゴミ山と飛び回るハエと、売れるものを拾う人。

 

石黒さんのお話で驚いたのが、日本のように「ゴミを捨てる日」がないこと。日本なら燃えるゴミ、燃えないゴミって曜日ごとに決まってて、決まった場所に捨てて、ゴミ収集車が持って行ってくれる。

でも、多くのアフリカの国ではそんな制度はない!家からでたゴミは分別なしで、自分で燃やすか埋めるか。確かにウガンダで川島さんのところにいた時、お隣さんはゴミ燃やしてたな。

 

さて、分別はどうしているかというと、ここのゴミ収集所に来たゴミの中からリサイクル業者に売れるものを拾って生活している人がいる。分別をしているのはその人たち。

 

うーん、

 

アフリカに来てからどこの町もゴミだらけ。みんな人前で平気でゴミ捨てる。長距離バスのサービスでお菓子が配られて食べ終わったら窓から捨てるし、ジュースも飲み終わったら床に捨てる。露店で買って食べた後はその辺に捨てる。誰も注意しないし、捨てるのが普通になってる。

 

アフリカの多くの人はゴミをゴミ箱に捨てること、分別することに対して意義を持っていない。する理由がない。でもそれは日本人も同じ。なんで分別してるの?って聞いても大した意義を持ってる日本人は少ないと思う。私も。

 

何十年もかけてゴミはゴミ箱に、分別して捨てましょうって習慣化してきてやっと、今のめちゃくちゃ綺麗な日本があるんだな。ケニアウガンダも綺麗な町になるにはきっと何十年もかかるんだろうな。

 

そもそも町が綺麗になってほしいなんて思ってないと思うんだよなあ〜。生まれた時から町がゴミだらけで周りはポイ捨てする環境で育ったら、町にゴミがないなんて考えたことないんじゃないかな。

私たちがアフリカの人にゴミは分別しましょう!って言うのは、日本人がアメリカ人に家では靴履きましょう!って言われるような感覚なのかもしれない。

 

難しい、とても。

 

ゴミ収集所のあとは、石黒さんのご紹介で青年海外協力隊として病院で働いている方のところにもお邪魔させていただいた。

 

簡単に言えばカルテや資料を整理整頓、病院内を清潔にわかりやすくしましょうっていう活動をされています。

 

日本だったら当然すぎること!でも、ここでは全く違うらしい。カルテの片付け方なんて、汚すぎて写真を撮る気も失せるほどだったと、、。

 

ケニアの病院には5ランクあって、数少ない一番いいランクの病院。

これで一番いいランクか!って思った。病院でもやっぱり平気でゴミは転がってるし、何より、トイレの汚さに悲しくなった。床はべしょべしょ、水は流れてない、ドアは壊れてる、手洗い場も壊れてる、、。

 

ゴミの分別同様、病院も病院らしく清潔でスマートになるにはまだ時間がかかりそう。

 

ほんではまた