総括!
9/19にケニアを出国して、9/22に佐賀に帰って来ました、、、。安いけど航空会社を4つも使って4日かけて帰ったのはさすがに疲れた〜。
案の定、22日は疲れすぎて久しぶりに金縛りにあって、その後に自分の影をお化けだと思って叫んでシェアハウスの住民を全員起こしたのはネタでしかない、、。
そうそう!帰り道、ケニアを出発してインドに着いた時に預け入れ荷物がレーンから出てこなくて結局家まで小さいボディーバックだけで帰ってきた。航空会社との音信不通期間は不安だったけど1週間以上後にやっと家に荷物が届きました!思い出の品々、、ほんとに戻ってきてよかったです😚
さてと、この一か月間のケニア生活、一言で言うならば辛かったです。
春休みのアフリカ旅行は楽しいしかなかった。ゆったりした時間と陽気な人たち。日本とは違ういい面ばかりに憧れて、帰国後はアフリカシックになっていました。
今回は観光ではなくて、ダニエルの家に泊めさせてもらい本物のケニア生活をしました。
ご飯を作るにしても、洗濯、シャワー、トイレ、、、やっぱり全く違う文化に適応するって難しい。
特に人間関係!!陽気でフレンドリーだと思っていた国民性が意外とそうではなかった。元々治安が悪いので、日本みたいに初めて会う人と深い話をして心を許すなんてあり得ない。みんな自分を守るために嘘をついたり、相手と自分の境界線をしっかり張っている。
嘘というのは例えば、私がダニエルの友達に「いつケニアに来たの?」と聞かれて「3日前だよ」と正直に答えたら後でダニエルにこっぴどく怒られた。というのも、3日前に来たなんて言ったら今まだお金持ってることバレるじゃろ!!って。
日本で話をしてる時に、そこまで推測して話したことなんてなかったからびっくりした。何を言っても良くて何がダメなのか、区別をつけれるようになるにはまだまだ時間がかかるなあ。
嫌がらせみたいなこともされたし、スワヒリ語で話してるけど多分私のこと話してるなあとか。元々信頼関係が築きにくい国であるがゆえに、そこで暮らそうとすると打ち解けるまで時間がかかるかかる。ましてや言葉も十分に通じないのに。
頭を抱えることもたくさんあったけど、前に気付かなかったいい面もわかったよ!
感動したのは、壊れた物の修復能力。
家が雨漏りした時に、ダニエルがガムを買ってきて、噛んだ後にそれをくっつけた!
シャワー浴びる時に使うプラスチックの桶が割れたとき、日本だったらプラスチックの物を直すなんて頭になかったけど、鉄の棒を熱して、それをロウソクにつけて溶かしてヒビに付けてくっつけたり!
あ〜あ壊れたって今まで捨ててた物が、頭使って直せばまだまだ使えたんだろうなって思うと、自分がいかに資源とお金を無駄にしてたか分かった、、。これからは捨てる前に、もっと頭を柔らかくして考えてみよう。
この1か月間で、日本に帰ったらしよ!って思ったワクワクする目標がいくつも見つかって、今学期は大事な時間を大事なことのために使えそうです。
このケニア生活で、どんな急ぐ場面もアフリカにハリーアップはないって言われてゆったりと過ごしてきて、物質的な豊かさはないけれど心のゆとりってほんとに大事だなと実感。
私もあの暮らしを取り入れて、どんなに忙しい日でもゆっくりお茶を飲む時間を作ろうかなと!ちょうど横田茶園さんの無農薬無肥料のめちゃくちゃに美味しいお茶があるので、、!これからの季節はハチミツとおろし生姜を入れるのがすき。
ケニアの文化も日本の文化もいい感じにミックスさせて、うまく自分の時間を使っていきたい。
でした!
ハプニング集
今日は、、おなかがイタイ、、、
たぶん昨日食べたヨーグルトのせいだ。前におなか痛くなった時もヨーグルト食べてたな。
私にはケニアのヨーグルトは合わないことを知った。
今回は面白かった日常編。ハプニングも日本ではありえないことばかりで、毎日爆笑して過ごしています。
さーて!
<トイレの穴が小さい話>
今日の朝に起こった出来事。
ヨーグルトのせいでおなかを壊してトイレに駆け込んだんだけど、便がすごくゆるい。(汚くてごめんなさい)
尿と下痢が同時に出る。(汚くてごめんなさい)
そして、私の住んでいるところのトイレの穴が小さい。
トイレ
だから穴に尿を入れようとすると下痢がはみ出し、下痢を入れようとしたら尿がはみ出る、、。最悪。おなか痛いのに、そんなことに構ってる暇ないってば!!笑
これを今日はすでに3回繰り返した。まだおなかは治りそうにない。
<バスがパンクした話>
家からナイロビまでバスに乗っている時に起こった出来事。
いきなりボッッーーーーーンって音がしてタイヤがパンクした。途端にバス内のお客さんの舌打ちの嵐。
バスは止まって、どうなるのかなって思ってたらまた動き出した。一ヶ所に2個ずつ、計8個タイヤがついてるバスだったので、走れたもののめちゃくちゃトロトロ運行。
しかも昼間で、窓際の席だったからすんごい暑かった。さらにお客さんのおばさんによるキリスト教の布教の演説がより熱くさせた。
もうパンク車には乗りたくない、、。
<唐辛子の話>
家でチャーハンを作ってた時の出来事。
ピリピリと呼ばれる唐辛子を熱してた時に部屋がすごく暑くなってきてドアを開けたら、外で洗濯をしていたお隣さんが唐辛子に反応して、くしゃみと咳が止まらなくなった。
ごめんなさいと思いながら心の中で笑いが止まらなかった。
<ゴキ○リの話>
朝ごはんを食べていた時の出来事。
いつもどうり朝ごはんを食べていたら、ダニエルに踏んでる、と言われて、何が?って足元を見たら私の裸足の足の裏でゴキブリが死んでいた。
踏んだの全く気づかなかったーーー。
いやでも、ゴキブリもゴキブリ、意図もしてない人間に踏まれて死ぬって余程ドジなゴキブリじゃないとできない。
ちなみにこの家に来てから毎日ゴキブリの子供と会うし、昨日はアリの巣を発見したし、夜寝てる時はカサカサ、カサカサ、ネズミを感じる。元々、虫に対して耐性はあったけどゴキブリ踏んづけても、あっ、って言って拭いてまたご飯食べるまでにレベルアップした!
こんなケニア生活も、もうすぐ1ヶ月を迎え19日には出国、そして水が足りないから週に一回しか石鹸で頭が洗えないシャワーも脱出。
帰ったらすぐに頭をしっかり洗いたい!
こんな日
最近の相木は何をしているんですかねえ。
今日は一日家にいます。
ダニエルは仕事だし、ナイロビの観光は春休みにしたし、暇つぶせる場所がないし、歩けばチャイニーズチャイニーズうるさいし、ナイロビ危ないし、お金ないし、クレジットカード2枚あるのに2枚とも使えなくなったし、残りのお金で足りるけど、どこにも行けない、魅力的な場所がない。笑笑
こんな訳でさっき洗濯物を終わらせた。
洗濯中
もちろん洗濯機ないのでたるに水ためてゴシゴシ。うんこ座りはマナー違反なので、アフリカ流のこの姿勢でするものの、途中で座ったり立ったりを繰り返し、、、。
大仕事。あーあ、洗濯機にぶち込みたい。
でも水の節約になるから日本に帰ってからも時間がある時は続けたい。春休みの後に少しだけ手洗い洗濯してたけど結局続かなかった。
今度はゆる〜く、時間と気力がある時はしよう。
ご飯は、前はカレーとうどんを作ってたけど尽きた。
カレーー
めっちゃ気に入ってくれた。カレーのルーのかけらが好きなようでそのままちょびちょび食べてらっしゃった。
うどん
うどんでお箸を教えるスパルタ教育をした。
この前、ダニエルが、私何も言ってないのにカレーのルーとうどんの出汁の粉末を使って、和風カレーご飯を作っていた。
ダニエル流 和風カレーご飯
なかなか美味しかった、応用力がすごい。
最近はご飯に困っています。ダニエルの料理のレパートリーが少なくて飽きてきた。ウガリかスクマウィキかガゼリか何でも煮。
何でも煮。コメは日本の!
豆、バナナ(日本のと違う、緑の硬いやつ)、じゃがいも、ピーマン、トマト、パクチー、玉ねぎ。味付けはなし。
何煮ても似た味で、ものすごく重い。重い、、。
そろそろパスタとか、魚が恋しい時期。最近はパンに逃げている。
おとといの夜に喧嘩して、昨日の朝も口をきかなかったら仕事から帰って、私の好きなマンゴーとサモサをくれたダニエル。
マンゴーとサモサ
こんな感じで毎日を過ごしています。一人で家で大声で歌いながら過ごしています。
暇な方電話でもしましょうよ。
ばいなら〜
ダニエル家 パート2
2019.8/21~ 23 🇰🇪
ダニエルの実家には大きな畑があるので、探検。
畑〜
コーヒーの木は初めて見た!思ってたよりずっと小さい、腰の高さくらい。
他にもマンゴーの木、アボカドの木、背の高いトウモロコシ、スクマウィキ、芋、豆、グァバ、よく分からないフルーツの木、、、。
(え、、今これ書いてる家が停電した、、雨のせいだ)
とにかくいっぱい作物が植えてあるんだけど、どこになにが植えてあるか全く分からん!
私だったらこんなんわからんくなる。
ダニエルがアボカドの木に登って採ってくれた。アボカド!大好物!アボカドの木も初めて見た。めっちゃ立派な大きい木で、たくさん実がなってた。
そのあと、町まで散歩した。
みーーーち
私とダニエル
ほんとに田舎の中の田舎。町まで歩いて30分くらい。途中で雨が降ってきそうになって、みんな町までダッシュ!
町って言っても小さい小さい町。
映画館に行ったよ!いや、アレを映画館と呼ぶにはほど遠いが。
小さいボロボロの建物の中に横長の椅子が数個と、大きめのテレビが1つ。
この映画がわや面白かった、、!!!
でかいゴリラと戦う話だったんだけど、訳がとんでもない。元の映画の声や効果音は一切聞こえない。その代わりに男の人が一人でスワヒリ語に訳してるんだけど、絶対違う。
訳というか、人物のセリフの訳はなくて、ただ実況中継してる感じ。
元の映画ではめっちゃシリアスシーンなのに全然そんな訳じゃない。
アーーーーイ!みたいな、めっちゃ面白かった。
(お!電気ついた!)
この日は帰宅してご飯食べて就寝。
次の日。
お家と井戸とダニエル
いいところでしょーーーー!!!
靴を洗ったよ。
私が寝ている小屋。
手作り感満載!
たまにニワトリが入ってくる。
ここでは井戸水だから水はたくさんある!こういう時に頭をしっかり洗おう!!
ナイロビのダニエルんちは水は週に一回の供給制だからシャワーに水をたっぷり使えない。頭を石鹸で洗っても流す水が足りないから最近は石鹸を使ってなかった。
トイレの中からの景色
外丸見えだし、ロックもないから集中できないんだよ〜。ハエがものすんごくて、もっと集中できない。んなわけで、なるべくトイレ行きたくなくてトイレの回数減ったら便秘に。
そして頭痛い、お腹痛い、熱ある状態に。悪循環、、。(このあと家に帰ってからシェアハウスのお医者さんに相談してアドバイスをもらったら次の日には回復。ありがとうございます!!)
ダニエルの実家に滞在して4日間。本当に心が満たされた。
ナイロビの人達とは違って、会う人会う人がとっても優しかった。私と2年ぶりに実家に帰ったダニエルに会うために、たくさんの親戚の方や、近所のたくさんの友達が訪ねてくれてたくさん握手した。
日本から持ってきたお土産のかりんとうと飴も喜んで食べてくれた。
夜、料理小屋で兄弟とお母さんが集まって話しながら料理をした時間や、みんなで料理を食べてチャイを飲んだ時間。あったかかったなぁ〜。
大自然に囲まれた場所で子供達が精一杯遊ぶ姿や、私を見つけて叫ぶ姿、見つめたら隠れるシャイな姿、子供が本当に多くて、キャッキャッ、キャッキャ可愛くて、村にとって子供は宝物ですな。
家を出発する時、みんな集まってくれて、お祈りをした。
お母さんと末っ子のジェリーは途中までお見送りしてくれた。お母さんの笑顔は本当に綺麗で素敵だった。
またいつか戻って来なきゃな!!最高な家族と自然と町でした!
ダニエル家
2019. 8/20 🇰🇪
ケニア滞在中は、春休みに来た時に出会ったダニエルんちに居候させてもらってます。
そしてこの前、ダニエルの実家に行きました!
家
↓ 1h
ナイロビ
↓ 4h
ナクル
↓ 40min
実家の村
↓5min
実家
疲れた!
村のモーターバイクタクシー乗り場から実家までの道がほんとに怖かった。
もう夜遅くて、人も明かりも建物もない。どんどん森に近づいていくから、えーこれ人殺すの簡単じゃんって考えだして、ダニエルもモーターバイクの運転手も実はぐるで、これから殺されるんかなあ、どんな殺し方かなあ、痛いかなあ、とか初めて本気で考えた。
ちゃんと実家着いてよかったー!
お父さん、お母さん、お婆さん、兄弟4人(あと2人はナイロビ) 暖かく迎え入れてくれた。
家は手作り、、、!これがもうアニメに出てくるように素敵だった。一つの木のテーブルの周りに横長の木の椅子が3つ、大きな木の椅子が1つ。テーブルの上にはろうそく。部屋の隅にはニワトリが数匹寝てた。
次の日の朝の写真
話してる言葉はスワヒリ語とキクユ語で全く理解できなかったけど、歓迎してくれて、みんなで晩ごはん。
鶏肉とジャガイモを煮たもの。お肉が!!うんまかった!!私たちのために家のニワトリを捌いてくれた。一日中走り回ってるムキムキ鶏だから、歯ごたえがあってすごいお腹いっぱいになった。次の日アゴ筋肉痛になった。
日本では煮た鶏肉ってほとんど食べない。たいてい揚げて食べる。今考えればあんなにふなふなの食感ってやっぱりおかしいなあと。
1つのロウソクをみんなで囲んで、後ろの壁に大きな影ができるのが、なんかとても良い。
ご飯の後はミルクティー。お母さんだけでご飯を出して、食べ終わったら片付けて、コップをそれぞれに置いて、ティーを注ぐ。全部する。
ケニアはコップすれすれまで注ぐのが普通。そしてふーふーして冷まして飲むのはバットマナー。だから、冷めるまで待つ、その間にみんなで喋って大笑いする時間がとても幸せそうに見えた。ふーふーダメ文化ってみんなとの喋る時間が増えるからいいねえ。
日本もふーふーダメになったら急がすゆっくり食べれるのに。
みんなはキリスト教。
寝る前の祈りをしておやすみなさーい。
帰還
帰ってきたあ、、、
あんなにあんなに遠くにいたのに、家まで帰ってくる道があるってすごいと思います。
シェアハウスだんには新しい住民さんが増えていました。夜は、庭でBBQをしました。
紛れもなく自分は佐賀にいるんだなあ
もちろん佐賀に帰ってきて、大好きな友達と会えたことは凄く嬉しいです。でも今は、アフリカと日本のギャップ、町・生活・人の性格が違いすぎて、日本の豊かすぎる生活に少し辛くなってしまいます。
自分が憧れて、したい!と思う生活はアフリカにあって、ここではできない。必要ない便利につい甘えてしまう自分がやだな〜と感じます。
今回の旅の一番の気付きは、私たち日本人は本当に、金持ちだし、欲の塊だし、わがままだし、なんでも永遠と思って終わりを知らないし、無駄だらけでゴミだらけだということです。
たくさんの気付きを与えてくれた環境に感謝しています。自分だけの気付きだけで終わらせないように、自分の行動から誰かにこの気付きを伝えていきたいです。
今回の旅の間、お腹を壊したり、ひったくりやスリにあったり、銃声を聞いたり、暴動を目にしたり、怖い思いをする事は一度もありませんでした。
出発前に色んな方から、危ないよ、生きて帰って来いよ、と言われすぎたのと、自分もとても警戒してアフリカに行ったので無傷で帰ってきことに対して逆にびっくりしています。
ただ、ここで分かったのは、知らないことに対して警戒しすぎていたということです。自分も皆さんも、アフリカに行ったことない方がほとんどなのに、ニュースなどのイメージから悪い印象を持っていたと思います。
実際、町は夜でも歩けるくらい安全だし、人はとても優しいです。
新学期が始まりましたが、初めて見るもの・初めてすることに対して、ある一部の情報だけで距離をとったり、印象を固定してしまわないでたくさんのことにチャレンジしていきたいと思います。皆さんにも、、!!
今まで読んでくださってありがとうございました。
国の違いと国民性の違い
2019.4/3 ケニア8日目🇰🇪
この日はゆっーくりチェックアウトして、マサイマーケットに歩いていこうと思ってたけど、場所がわからなくてただナイロビを散歩して散歩して1日がおわった。
何もしてない、町に慣れて写真も撮ってない。
昨日撮った写真
ナイロビから少し離れた町の道。
ほんとに汚いなー。家の外で分別なしにゴミを燃やしてるから変な匂いしてたし。流れてる水は真っ黒だし!
え、、今、カイロ空港で東京行きのフライトを待ってるんだけど、目の前に座った日本人の小学生の兄弟の男の子2人が立派な自分のiPhoneを操ってる、、、。小学生でスマホいるー?何に使うんやろ、、。
この日は特に何もしてないので、今回はアフリカ滞在中に思ったことについて少しだけ書きます。
昨日、4/5にフルタクさんと電話して言われたことで、すごく納得したことがあります。
私が最初にナイロビに来た時は、受けた親切に対してチップをたくさん要求されて、人も銃もめちゃくちゃ怖くて、「ナイロビ無理!!!もう行かん!!」なんて思ってたけど結局、ナイロビ滞在期間が一番長かったし、たくさん友達ができた。
これに対してフルタクさんは、ナイロビ無理!って思った瞬間は今までの価値観が壊れた瞬間で、ナイロビに慣れたのは新しい価値観が生まれて視野が広がった瞬間だって言ってくれました。(少しニュアンスは違うかもしれないけど)
この26日間で何回価値観ぶっ壊されたかなあ。毎日新しいことに触れて、楽しませてもらったりイライラさせられたりしながらどんどんアフリカに順応していった自分がいる。
(後から読み返して思ったのですが、ここから「価値観の違い」と「国民性」は同じ意味になってます)
たくさんの日本との価値観の違いを体験して、自分の理想としている将来や生活に適していると思うのは日本ではなくアフリカでした。
いま日本に帰り、アフリカの価値観で過ごそうとすると周りとのギャップが生まれるのは確かで、それは自分にとっても相手にとってもあまりよくないと思います。
すでにそれは帰りの飛行機で感じました。
エジプトから日本への直行便で、日本人の乗客が多かったのですが、その中で日本人がこう言っていました。
「日本のトイレには紙もあるし、レストランに行けば水やお茶を出してくれるし、本当に恵まれているよねえ。こっちは、平気で1時間飛行機遅れるし、謝りもしない。日本だったら15分遅れたくらいでも絶対謝るよねえ〜。」
これ聞いてすごい悔しくて悲しくなったな。
確かに日本は綺麗で充実してて、お客さんへの対応は誇れるものだと思う。でもあの言い方は明らかに、エジプトそのものやエジプト人に対する愚痴だった。
なんで日本人は、日本の施設やサービス、日本人の親切な心が他の国よりも優れてると思うんだろう。
その国はその国に住む人たちの国民性で作られていると思ってて、例えばバスだと、日本は時間と停留所が決まっているけど、私が今回行った国のバスは時間は決まってないし、自分がおりたい場所で降ろしてくれた。
これは国民性の違いからくるものであるから、どちらの国の仕組みがいいとか悪いとかじゃなくて、その国に住む人たちに適した形で発展してきたからどちらも優れていると思う。
日本人はどこまでもどこまでも仕事の正確性とお客さんへの便利を追求する。24時間のコンビニやぴっかぴかのトイレやエアコンつけっぱなしとか、、。でも私たちの生活にとってこれは本当に必要なのか、結局は自分たちが作った国の仕組み・仕事に首を絞められてるんじゃないか。だから私は日本人のこの国民性はどうしても好きになれないし、なりたくない。
私が今回見てきたアフリカの人たちは、水に限りがあることを知っているし、仕事がない日が続けばご飯が食べれなくなることも知っている。ガスも洗濯機も冷蔵庫も冷房もスマホもなくてもどうやって生きていくかを知っている。あるものに感謝して、欲深くなくて、仕事もうまく力を抜いて、毎日歌って踊って生活している彼らの国民性からできた国を、私たちが不便って愚痴を言う資格はない。
既存の価値観を壊せれる環境はどこにでもあって誰にでもできることじゃない。私がアフリカへ行けたのは、いやいや許可を出してくれた親のおかげ。
私がアフリカから持って帰ってきた価値観をたくさんの人に知ってほしい!話しましょー!それと自分の行動からも知ってほしい。日本に帰って変えてみようと思うことは、
洗濯物は手洗いでする
1日に限られた使う水を使う
物を大事に、壊れても直して使う
ご飯に感謝して必要な分だけ食べる
書いてみたら、いかに今までの自分の生活に不必要な資源をつぎ込んでたか分かる、、
うまくまとめれてなくて読みにくかったかもしれません、すみません!!